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【Boox M96】3月のアップデートを入れてみた

Boox M96 に 3月の中旬ごろに公開されたアップデートを入れてみました。

こちらで公開されているものです。

FIRMWARE - ONYX BOOX电子阅读器专家

色々と追加の機能があるようですが、一番大きな機能追加は「上部のステータスバーで M96 の左側についているコントロールボタンを Volume +/- に割り当てられる」という機能です。

これの何が嬉しいかというと、Kindle アプリでのページめくりができるようになるということです。

AndroidKindle アプリは Volume ボタンでのページめくりが可能であり、さらに volume ボタンでページめくりするとアニメーションが発生しないため、電子ペーパーととても相性がよいです。

 

ということで待ち望んでいた機能ですので、入れてみました。

私の手元での結果としては「本体初期化を伴ってもよいのであれば、アップデートできる」となりました。

 

さて、私のもっている Boox M96 ですが、いわゆるインターナショナル版と言われるものです。(SKTNETSHOP さんで買ったものです。)

どうもインターナショナル版の本体に中華版のアップデートを入れるとうまくいかないという問題があるようなので、ドキドキしながら試してみました。

以下、実施の手順です。
※あくまで私の手元でうまくいった手順です。自己責任でお願いします。

アップデート手順

  1. 上記のサイトの 20150320 版をクリックして OneDrive から落とすと update.zip というファイルが手に入ります。(中国語のサイトから DL すると違うパッケージが手に入るようなので注意してください。)
  2. これを解凍などはせずにそのまま SD カードに入れて、Boox M96 のホームメニューから Settings → About → System Update →  Check update from local storage を選びます。
  3. SD カードにアップデートが正しく入っていれば、アップデートが見つかり、OK を押せばアップデートが始まります。
  4. そこそこの時間待つとアップデートが完了するのですが、Google 開発者サービスなどのアプリが強制終了する状態になってしまいます。KindleGoogle Play なども使えず、pdf リーダーの機能しか動かなくなってしまいます。
  5. おそらく内部のアプリが作ったファイルとの不整合が起こっていると思われるので、ここでしょうがなく本体を初期化します。(ちなみに私はここで、一旦一つ前のアップデートを当てなおしてみましたが、症状は直らずでした。)
  6. 本体を初期化した後は問題が起こらずに起動できるようになります。(すべてのアプリを入れなおしですが...)

そして無事にアップデートができると、今まで見たことのないこんなメニューが現れます!(◀︎ ▶︎ ←こんなのです)

f:id:applebucks:20150328230219j:plain

 

上記の状態では、今まで通り、Onyx のリーダーでだけ操作が可能です。

これをタップすると...

f:id:applebucks:20150328230428j:plain

こんな感じで [+ -] マークに変わります。この状態で Kindle アプリの設定から、「volume ボタンでページめくり」のオプションを ON にすると、Kindle アプリでもページめくりできるようになります!

個人的にはとても待ち望んでいた機能なので、実装されて嬉しいです。

あとは Android 4.4 化を待つだけですね。これで今は動いていないジャンプ+が動くようになればよいのですが...。 

BooxM96(タッチパネルver) 【並行輸入品】

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 (2016/5/7追記)

 

 今は新型の Boox N96 / N96 ML が出ています。

 

N96 [並行輸入品]

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N96ML [並行輸入品]

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【Boox M96】9.7インチ電子ペーパータブレットに入れたもの

さて、Boox M96 に関して二回目の記事です。

一回目はこちら↓ 

applebucks.hatenablog.com

Boox M96 とはざっくり言うと Android を搭載した 9.7 インチの電子ペーパータブレットです。 

BooxM96(タッチパネルver) 【並行輸入品】

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Boox M96 の購入時のホーム画面は以下のような感じです。

f:id:applebucks:20150323003215p:plain

そして私が Boox M96 を購入し、色々といじってひとまず落ち着いた今のホーム画面はこちらです。

f:id:applebucks:20150323002750j:plain

 

かなり変わってますね。本体内にはまだいくつかアプリが入ってるのですが、
今主に使っているのが上記のホーム画面に並んだアイコンのアプリです。

ホーム画面

ホーム画面自体は、スマートランチャー Pro2 を使用しています。

これに SL Theme Absence of Light を導入して白い壁紙を設定している感じです。

ホームのアプリ

ホームに並んだアプリの一覧を時計回りに列挙します。

Pocket

あとで読む系のサービスですね。iPhone から登録しておいて M96 で読んだりします。

Kindle

Android 端末なので Kindle も入れられます。後から紹介する Smart Rotator と組み合わせて使っていたりします。

また、次回の記事で紹介しますが、M96 のキー操作を Volume 操作に割り当てられるので、物理ボタンでページめくりもできますよ!

voyage には勝てないかもですが、Paper White よりはサクサク切り替わります。

Fast Reboot

Reboot と書いてありますが、メモリを綺麗にするためのアプリです。

アイコンを押すだけでバックグラウンドで動いているアプリの余分なメモリをすっきりしてくれるので、メモリの少ない M96 にはオススメです。

Google Play

最初から入ってますが、これがあるから電子ペーパーの端末なのに自由にカスタムできます。

OnyxScribbler

手書きメモ書きアプリです。(最初から入ってます)

結構サラサラかけてびっくりします。

設定

通常の Android の設定ですね。

もともとのホーム

もともとの M96 のホームです。もともとのホームは PDF を読むのに適しているので、PDFで技術書を読むためにここから飛べるようにしてあります。

PDF には手書きでメモ書きもできます。

ES ファイルエクスプローラ

中のファイル操作に。Root 化していればいろんな部分を触れます。

Smart Rotator

M96 には加速度センサーが入っていないため、基本的には縦持ちで使うことになるのですが、せっかくの大きい画面なので漫画は見開きでみたいです。

このアプリはアプリごとに起動時の向きを決めることができます。

私は Kindle はほぼ漫画で埋まっているため、Kindle のみ起動時に横持ちになるように設定しています。

 

今のところ、私は上記設定で運用していますが、結構快適です。

 

 (2016/5/7追記)

 

 今は新型の Boox N96 / N96 ML が出ています。

 

N96 [並行輸入品]

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N96ML [並行輸入品]

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【Boox M96】Boox M96 の紹介

はてなブログを使っての初めての投稿です。

このブログでは自分で買ったり、気になったりしているガジェットの情報をまとめていこうと思います。

まず一回目のガジェットとしてはこちら、Boox M96!

BooxM96(タッチパネルver) 【並行輸入品】

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9.6 インチの電子ペーパータブレットです。

電子ペーパータブレットというと AmazonKindle楽天 kobo 等が有名ですが、
こちらはなんと Android を積んだ 9.6 インチタブレットです。

詳しい仕様はこちら。

  • OS:Android4.04(Ice Cream Sandwich)
  • ディスプレイ:9.7インチ電子ペーパー(E Ink(Pearl))
  • 解像度:1200×825
  • SoC: Freescale i.MX 6@1.0GHz(Cortex A9)
  • RAM:512MB
  • 内蔵ストレージ:4GB
  • 通信:Wifi(IEEE802.11 b /g/n)、Bluetooth 4.0 LE
  • 入出力:SDカード(32GB)、MiniUSB2.0、3.5mmイヤホンジャック
  • 大きさ:243×178×12mm
  • 重さ:509g
  • バッテリー容量:1600mAh
  • その他:スピーカー搭載、 Google Playインストール済み

 

Android を積んでいるということは Kindle で買った漫画も、pdf で保存しているオライリーの技術書も、楽天のセールに吊られて買った漫画なんかも、すべてこの 1台で読めます。

実際に私も上記のような使い方をするために買いました。

(ただ、ジャンププラスだけはどうやっても起動できませんでした...。)

ちなみに、Boox M96 にはタッチパネルモデルとスタイラスペンモデルが存在し、
私が買ったのはタッチパネルモデルです。

どちらも一長一短だと思いますが、タッチパネルモデルはスタイラスペンなしでもタッチ操作が可能なので、その点は持ち歩くものが少なくなるのでオススメです。

 アップデーターは以下のサイトで公開されています。

中国語版

固件升级 - 广州文石 -- ONYX BOOX电子阅读器专家

インターナショナル版

Downloads - EREADER-STORE.EU

インターナショナル版の本体に中国語版のアップデータを導入すると動かなくなるということも聞いてますので、気を付けてください。

(Amazon の SKTSHOP さんが売っているのはタッチパネルのインターナショナル版ですね。)

現状は Andorid 4.0 なので、いくつか動かなかったり、インストールできないアプリがあるのですが、近々 Android 4.4 にアップデートするらしいので、楽しみにまっています。

ひとまずこれから数回はこの Boox M96 の自分なりのカスタム方法について紹介していこうと思いますので、宜しくお願いします。

 

 (2016/5/7追記)

 今は新型の Boox N96 / N96 ML が出ています。

 

N96 [並行輸入品]

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N96ML [並行輸入品]

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